ピックガード自作パート2/その10 外周の紙ヤスリがけとパテ補修

ギター

前回は粗くヤスリで削ったピックガードの外周。
削りスジが残ったままなので、今回は紙ヤスリでなめらかにします。
さらにフロントピックアップ部分のパテ補修もやっちゃいます。

100番の紙ヤスリで

スジを消すにあたって、400番とかの紙ヤスリですと時間ばかりかかるので100番でザザッと消していきます。
紙ヤスリの当て木は普通の木でも問題ないでしょうが、多少弾力性があった方がいいかと「硬質ゴム板」を使います。
スジが残らないようにしながら、外周を丁寧に整えます。
それなりに滑らかになりましたので、一旦終了。

フロントピックアップ穴の補修準備

トリマーでやらかしてしまったフロントピックアップ用の穴を修正します。

余計に削ってしまったところは、パテを使い整形しましょう。
今回使用するのは「ロックタイト 多用途補修パテ(プチ)」です。
以前、ノートパソコンのヒンジを修理した時に使ったものの余りです。
ピックガードの補修部分に、ただモリモリと盛って削るのも考えたのですが、整形に手間がかかると思いやめました。
最初からなるだけ元の形に近い形として、必要な部分だけ埋める方法をとります。

手元にピックガードの切れ端があったので、それを下板としてネジ止めします。
補修する削れた部分とずれないように位置を決め、ピックアップ左右のネジの場所を印を付けます。
そこをドリルで穴を開けて、アルミのテープを貼ります。
パテが余計な部分に付かないようにですが、まぁ気休めです。

ネジで止めました。ここにピックアップカバーを付けます。
一応アルミテープを貼って、これも穴を開けてネジ止めです。

パテで穴埋め

パテを盛るところまで来ました。
必要な分だけ手でにぎにぎして、該当部分の穴に埋め込みます。
上下で2か所、つまようじを駆使して奥まで入れました。
2時間程度乾かし、ピックアップカバーをいざ外します。
…、下側はバッチリでしたが、上側ははがれてしまいました。
なので、食いつきを良くするためにヤスリで接着面を荒らして、再度パテをにぎにぎして盛り着けます。

また2時間程度乾かしたらピックアップカバーを外します。
今度は無事くっつきました。ピックアップカバーも無事入るようです。

整形

多少バリがあったりしますので、ヤスリでキレイに整形します。
まぁ、こんな感じでしょう。

まとめ

なんとか目立たないようになりました。
ピックガードの色とパテの色が多少違いますね。
遠目には分からないですが、ちょっと色をつければなお良しでしょう。
もう一息です。

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