白黒フランケンへの道 その2/ネックポケット関連確認

ギター

はい、続いてネックポケットの確認です。
フォトラト分解の記事にも記述しましたが、ネックプレートは固着してますのでコレを外します。
手でこじってもびくともしません。かなりきっちりと固着してるようですね。
幸い、塗装用でしょうか、全く関係の無い穴が開いてますので、ココに適当な棒を突っ込んでガツン。
ハイ、取れました。塗装も一緒に取れてしまいましたが、仕方ありません。

このボディのネック取り付け用のネジ穴ですが、ドリルで拡大します。
ネックプレートとネック本体がネジでつながっており、本来ボディはその間の「大きなワッシャー」のようになってないといけません。
その為に拡大させます。
4.8mmのドリルを「ガー」と穴を開けます。無事するっとネジが入るようなりました。

このボディのネックポケットですが、結構酷い状態ですね。
画像の通り、平面が出て無くてガタガタしてます。
これではネックと密着しませんね。
この辺りも折を見て修正しますが、今回は組みあがるのを優先します。

うーん、なかなかあちこち手間がかかりますね。
安いギターとは言え、まともな部分がほとんどないです。
手を入れないとまともに(手を入れても?)弾けないギターってのも悲しい限りです。

もし初心者でコレを購入したら「ギターなんてヤダ、面白くない」って諦めてしまっても仕方ないかもしれません。
フォトラトは「初心者用」としてよく通販で見るギターですが、1台目はやはり楽器屋さんで買った方がいいですね。
確かに通販よりも高かったりしますが、弾ける程度には調整されてるし、何よりも相談しながら買えますしね。
何も知らないならば、本当に心強いです。

周りに楽器が出来る人がいるなら、その方と一緒に買うとか、もしくはお下がりを安く譲ってもらうのもいいです。
今回のフォトラトを購入した方はどんな方だったのか…。
今更考えてもしょうがない事ですが。

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