汎用の9Vアダプターのプラグをエフェクター用に交換/構造分かれば簡単

ギター

何故か分かりませんが、エフェクターのACアダプターは「センターマイナス」が主流です。
プラグの外側がプラスになってて、マイナスが真ん中…。これ、どうしてなんでしょうね?
他の電化製品はセンタープラスがほとんどなので、なかなか転用出来ません。
そんな中、たまたまジャンクの9VのACアダプターを見かけたのでエフェクター用にプラグを交換してみます。

税込み300円のアダプター

近くのリサイクルショップのジャンクから掘り出し物です。
9vで800mAって事でエフェクター用にはちょうど良いです。
「(株)ジャパンギャルズ」と書いてありますが、調べると医療機器の会社のようで。
多分何かしらの医療機器用でしょうね。もちろん「センタープラス」です。

テスターで出力を調べます。「10.19v」ですね。
定格出力が9vですから十分許容範囲。

交換するプラグは

という訳でゴソゴソと手持ちのパーツの中から「外径5.5mm 内径2.1mm」のプラグを出してきました。
このサイズが一般的なエフェクター用で使われるサイズです。これに付け替えます。
きちんとコンセントから抜けてるのを確認し、作業開始。

元のプラグをニッパーで根本から切り、被膜をむいて中の芯線を出します。
プラスチックのカバーをこの段階でコードに差しておきます。
ハンダ付けしてから「忘れた!」はちょっと泣けてきますからね。
真ん中の白い線がおそらくプラスと思いますが、念のためテスターで確認です。

コンセントにつないで、むいた線がショートしないよう注意しながらの作業です。
プラスと仮定して測ると10.20vと出ました。
逆につなぐと「-10.19v」でしたので、やはり真ん中の白い線がプラス線です。

ハンダ付け

コンセントを抜いて、ハンダ付けしていきます。
プラスの白い線をプラグの外になるよう、間違えないように付けていきます。
はい、無事付けられました。

確認

写真はありませんが、テスターでチェックをした後に周りのカバーをねじ込みます。
一応完成ですね。

さてエフェクターに接続して動作チェックです。実は先日、中古でZoom G5を購入しました。
まぁ、ジャンク扱いって事で格安でしたが、アダプターが付属してませんでした。
何故か分かりませんが、手持ちのエフェクター用アダプターでは動かず動作チェックが出来ません。
プラグが短かったのかな?って事で今回の作業になった訳ですが、G5は無事動作しました。

まとめ

という事で、ジャンクなACアダプターがエフェクター用に生まれ変わりました。
ただプラグを付け替えただけですが、使えるようになるのはうれしいですね。

ですが、電気を扱うものに手を入れるのである程度、危険が伴います。
思わぬ事故の可能性もありますので、自己責任で作業くださいね。

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