アンプのインプットが脱落/Roland「MICRO CUBE」の修理

ギター

普段家で練習用に使ってるRolandのMICRO CUBE。
先日、ギターを弾こうとインプットにジャックを刺したところ、ガコっと音がして中に脱落しました。
ローランドのインプットジャックはプラスチック製なのですが、ネットを見ますと結構割れるという報告が出ています。
さぁ、修理修理。

インプットジャックの捜査

いろいろ調べますと「JALCO PJ3-3Z」という型番のパーツらしい。
で、このパーツが売ってるところはGarrettaudioさんだけなのかな?他は全然ヒットしない。
ebayでも同じのが出てこない…。
うーん、困った。天下のローランドなのですぐに見つかると思ったのですが、これが意外に難航し結局しばらく放置に。
GWになり、ちょっと時間が出来ましたので状況確認しました。

分解開始と状態のチェック

パネルを留めてるネジを全部外し、スピーカーにはまってるケーブルも抜きます。
その金属パネルにはからジャック周りの基盤を外します。
ジャックは既に外れてるので、GAINとVOLUMEのツマミを外します。
基盤がフリーになりましたので、壊れたジャックの裏を確認です。
4つの端子が半田付けしてありますね。
テスターでチェックしてみますと3つはGND、1つがTIPのようです。
おお、これなら手持ちのジャックで直せるかもしれません。
以前エフェクター作りに夢中だった時に購入した、フォーン用のジャックを使用しましょう。

修理スタート

手持ちの配線を半田付けします。たまたまたくさん残ってた黄色と赤を使います。
黄色をGND、赤をTIPにしました。

パネルにジャックを仮止めし、スピーカーを繋いで音が出るか確認しました。
お、鳴りました!ではジャックと基盤を配線で半田付けです。
ジャックが基盤に当たらないように、うまく逃げながら固定しました。

出音のチェックと完成

再度、音出しをして問題無し!
本体にパネルを戻し、ネジ止めをし修理完了です。

今回はテスターが活躍してくれました。
最初は4つの端子がそれぞれ何かしらのONOFFを制御してたりするのかな?とか思ってたのですが、意外に単純でした。
4つも半田付けしてあるのは、きっと固定も兼ねているのでしょう。
まだしばらく使えそうです。

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