フロイド用のザグリ作業/大事な大事なメインイベント

フロイドローズを取り付けたい

さて、いよいよここまでたどり着きました。
ブリッジ部分のフロイド用ザグリを作ります。
私がリアルタイムでフロイドローズを使ってた1980年台は、ザグリはありませんでしたね。
いつ頃からザグリ有りが主流になったのでしょうね。

テンプレートの貼り付け、トリマー作業

先日作成したフロイド用のザグリテンプレートをボディに貼り付けます。
センターをキチンと合わせて、両面テープでペタ。
ひとまず1回目、2mmほど掘り下げます。これはスタッド一体型の厚み分です。
プレートがボディと面一にと思ってこの数値だったのですが…、悲劇はこの直後に。

トリマーが縦に動いた!?

作業始めたはいいですが、なんか違和感がありました。
慌てて停止させて確認しますと、掘ったところが斜めになってます。
どうも作業中にトリマーベースのネジが緩んで、本体がずれたようです。
キチンと締め付けたはずなんだけどなぁ…と、この時は本当の原因に気づいていませんでした。

気を取り直してのこりの部分を掘り下げます。
失敗した部分には薄板を貼り、高さを修正しました。


1回目のザグリは終了です。フロイド本体を載せてみました。
いいようです。

もう一段、掘り下げます

現状ですとほとんどアームアップが出来ない状態ですので、本体ファインチューナー部分や本体両脇のプレート部分の逃げを作ります。
この掘り下げでその部分がボディに当たらなくなり、アップが出来るようなります。

スタッド一体のプレートを逆さに置いて、線を引きます。
この位置から掘り下げましょう。


この2回目用のテンプレートは作ってなかったので、端材のMDF板を使います。
まずは両脇部分です。両面テープを貼ってMDFを貼ります。
今回は5mmほど行きましょうか。

トリマーの突き出しを確認して、作業開始。
今度は上手くいきました。

MDF端材を外して、今度はファインチューナー部分。
あー、これ、最初にテンプレート貼ったまま作業すれば良かったですね。
再度貼る事になってしまいました。効率悪い…。

締め付けネジが!

さて再度トリマーをと手に取るとトリマーがずれました。
??、確認しますと先ほどよりビットが出てます。なんで?

トリマーベースの締め付けねじの山が無くなってます…。こりゃ緩む訳ですよね。
M5のビスでしたので、工具箱をゴソゴソ探して使えそうな長さのを出して代用です。

今度はしっかりとズレも無く締め付けられて、キチンと作業出来ました。
あ、5弦6弦の下辺りがちょっと変に削ってしまいました。まぁいいでしょう。

ついでにちょっと修正作業

最初に掘ったスタッド一体型プレート部分ですが、やはり平らになってないようです。
ですので、あと2mm掘り下げました。
プレートがボディ面一にはなりませんが、平行になってる方が大事です。
ここもミスなく終了。

毛羽立ち取り&布貼り付け&のこぎり作業

削った部分で毛羽立ったところがありますので、これを紙ヤスリで整えました。
次にファインチューナー部分に布を貼り付けます。
タイトボンドで黒い端切れ布をペト。


それから、フロイド本体のブロック部分がボディに当たるので、そこを削ります。
のこぎりでの作業なので、切るですね。
縦に切り込みを入れて、その部分をマイナスドライバーで落とします。
これでのこぎりが横に入るので、不要な部分をカットします。
切れました。

ついでに補強用の木材がボリュームポットがぶつかるっぽいので、そこもカット。

ちょっとだけ塗装

このザグリですが、このまま黒く色を塗ろうとも思ったのですが、念のためにニスを塗ります。
まぁ、気休めですね。手持ちの水性ニスです。
ニスを少量出して、端切れをピンセットでペトペトと塗ります。
ベランダで乾燥させて終了。

まとめ

勢いに任せて一気に進めました。
トリマーの不具合もありましたが、ひとまずフロイド用ザグリにはなったと思います。
もう少し早く不具合に気が付いていればなぁ…。
今回は非常に満足感・達成感の高い作業でした。

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