先日の記事の通り、トラ目ネックがメインギターに取り付けると、やはり弦高が異常に高くなってしまいました。
仕方がないのでネックポケットにシムを挟んで調整しましょう。
素材はどうする
それなりの厚みが必要なので素材はどうしようかと迷いました。
少なくとも「2mm」程度は必要と思いますので、MDFか金属、もしくは厚紙かなと考えました。
金属は加工技術を持ち合わせてないので、早々に却下。
MDFがベストなんでしょうけど、2mm厚のは手元にありません。100均で買った6mm厚では厚すぎます。
厚紙も自宅にはお菓子の箱か牛乳パックしかありません…。
これが使えるかな?
そんな中、会社でたまたまスマホの空箱を見つけました。
「!」コレだ!
madosmaです。今は無きWindows Phoneですね。
厚みがいい感じでたぶん2mmくらいと判断し、捨てるものなのでもらってきました。
特にiPhoneのものでもAndriodのものでも、しっかりした箱ならどれでもokでしょう。
切り出し
まずはバラバラにして使えそうな部分を吟味します。
ついでに厚みも計測。1.54mmとの事。約1.5mmですか…。思ったより薄かったです。
原寸大ネックポケットに乗せて確認し、ひとまず2枚分切り出しました。
シム作成
以前作った簡易ネックポケットゲージを使い、キッチリと収まるように形を整えていきます。
ハイ、2枚とも収まりました。
次にネジ穴を開けます。細目のマジックを使って、ゲージのネック取り付け穴に差し込み、マークを付けます。
で、ネジ穴ですが彫刻刀の丸刀を使って、丸く穴を開けます。
大きさはこのくらいでしょう。4つ開けておおよそ完成です。
ネックポケットに合うように
次は実際にギターボディのネックポケットに入れて、四隅の角を丸くします。
切り出したままのシムですと、キッチリと収まりません。
まずはフロントピックアップ側(奥側)の角をカットします。ハサミでチョキンです。
そして手前側をボディのラインに沿う形にカットします。
切っては乗せて確認を繰り返し、ハイ、いい感じになりました。
さ、ネックを取り付けてみましょう。
いい感じですね。問題無く取り付け出来ました。
まとめ
弦高もこれで調整出来る範囲になったようです。
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