転職業界/人が商品な世界

コラム

転職って、もう産業としてものすごく大きいですね。
自分が人事してると転職業者からいろんな人が紹介されてきます。

業者には一定の条件を伝え、フィルターを通した上で紹介されるのですが、それでもええー、うーん、という方がいます。
20台前半でもう3-4社目とか、正社員で入っても数が月ごとに転職してる人など、それぞれいろいろ思うとこあっての転職でしょうけど…。


会社側からすれば、社会保険関連や税金関連など結構面倒な手続きしないとならないし、戦力として当てにしてたのに計算が狂うとかいろいろ大変な部分かあるわけです。
ちょっと気に入らないから、やりたい仕事と違うからとちゃっと辞められちゃうとホント、痛いです。
人事のワタシの評価にも関わります。困ります。

確かに雇用条件にあからさまな嘘があった場合や、上司のパワハラとかは会社の問題だし辞めていいと思います。
業者にもきちんと伝え、今後犠牲者が出ないようするのも手です。

そんな方もそれぞれ事情があるとは思いますが、せめて普通な会社なら1年2年程度勤めて仕組みや上司、取引先との関係性など、学んでからでもいいんでないかなと思います。
業者は転職を無駄にあおり、さもみんな上手な転職が出来てるように見せるのはどうかと。

転職が多いと、履歴書の段階でまたすぐ辞められちゃうかもなと弾かれてしまうでしょう。
もしかしたら長く働ける相性の良い会社かもしれないのにもったいないですよね。


会社で生きるだけが人生ではないです。
ですが、何かと学べる場所、経験の積める場所でもあります。
組織に属してこそ分かる事もありましね。

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