せたがやバンドバトルファイナルも終了し、ひとまず落ち着いたのでHD500の修理です。
まず、USBコネクタ。2.0のTypeBという四角い形状で、真ん中に四角プラスチックが付いてるはずですが、ありません。
現状でも使えない訳では無いのですが、いつダメになるか分からないので修理です。
修理の前に
このUSBコネクタですが、新品で用意でも良かったのですが秋葉原へ行く機会も無いので、壊れた機材より外したものを使います。
その壊れた機材は同じLine6 の「GEARBOX PLUG-IN」です。結構前のオーディオインターフェースです。
ギターの録音に使ってましたが、いつの間にかRchが出なくなり処分という事にしました。
ちょうど良いのでこれからUSBコネクタを拝借します。これですね。
いよいよHD500の修理開始
分解の前にプリセットの保存をします。PCに繋いでバックアップしました。
さて分解です。ドリルを使ってチャチャチャと裏のネジを外します。
ツマミもジャックのカバーのネジもどんどん外します。ハイ、パカッと基盤が取れました。
ハンダ吸い取り線を使って壊れたUSBコネクタを外します。
赤い丸が付いた4つがUSBの信号を流す端子です。青い丸2つはコネクタ本体を固定するツメになります。
半田付けされてるこの6つの端子を外しますと、USBコネクタが外れます。
で、外した端子に新しいUSBコネクタ(今回は中古ですが)を取り付けます。
……。
この一番大切な、USBコネクタの取り付け時の写真がありません!一生懸命やってたので撮り忘れました。
無事取り付けが終わり、基盤の丸出しのままPCと接続です。お、きちんと認識しましたね。成功です。
ついでにフットスイッチの修理
一ヶ所フットスイッチが効かないところがあったので、そこも修理です。
この小さい部品なのですが、秋葉原では10円程度で売ってます。
6mmx6mmの真四角のスイッチで、高さは約5mmです。
アルプスの「SKHHAJA010」を使用します。これ、たまたま家に転がってました。
エフェクター自作してた時にでも購入したのかと思います。
高さがちょっと低く「4.3mm」との事ですが、多分大丈夫でしょう。
該当のフットスイッチは「FS3」です。ハンダを外して、壊れたスイッチを取り除きます。
向きを間違えないように新しいスイッチを刺して、きっちり半田付け。
はい、こちらも上手く機能するようなりました。成功です。
組み立て
あとは分解の逆の手順で組み立てるだけです。
元通りになりました。組上がったら電源を入れ、各スイッチやツマミのチェックをして完成です。
直ったUSBコネクタです。
まとめ
今回は中古パーツと手持ちのパーツで修理しましたが、秋葉原価格ですとUSBコネクタは50円程度、タクトスイッチは10円程度です。
長く使うなら新品のがいいでしょう。
手間取ったのは半田を溶かして壊れたパーツを外す時でしたね。
半田吸い取り線を駆使して取りましたが、これが無いと絶対に無理でした。
この手の作業をするときは半田吸い取り線は必須です。
このHD500ももうディスコンになってからだいぶ経ちますが、まだしばらく使えそうですね。
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