ここ数年ですが、少しずつ少しずつ苦手になったことがあります。それは、
「人混み」
です。所用とかで新宿やら渋谷とか行くと、それはそれは沢山の人がわんさといる訳です。
昼間ならいざ知らず、結構な夜遅くでもまだいるわいるわ。
一体この人たちはどこから湧いて出て来たのか。もとい、どこからやって来たのか。
高卒で上京しハイティーンだった頃、ありとあらゆるモノ、事が刺激的でした。
渋谷に電車で1本数駅だったこと、バイト先を渋谷にしたという事もあり、特に用事が無くても毎日のように行ってはレコード屋(後にCD屋)、楽器屋、もちろんライブハウスなど回ってました。
代々木公園のホコ天でのバンドも良く見に行ってました。
もう30ウン年も前の話です。
その頃は人の多さは感じてたにせよ、苦手とは全く思いませんでした。
人がたくさん集まるパワーをもらって、自分も元気になってたような気がします。
最近はそのパワーに圧倒されてるような、受け止めきれてないよな気がします。
たじろいでしまう、という感じでしょうか。
この前、新宿は歌舞伎町で飲み会があり行きましたが、いやー、人の多さもそうですが、なんかこうカネと欲望が渦巻いてる空気感がたまらなく辛かったです。
「早くここを離れたいよぉ」という感じです。自分がいる場所ではない感が半端なかったですね。
もう、逃げるように帰ってきました。
年食ったといえばその通りなのでしょうが、都会というかエネルギーの集まる場所に居続けられる人間と、そうではない人間がいる気がします。
私は完全に後者ですね。
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