非常識と自分の常識/どこまで許容出来るか

コラム

基本的に人は自分の常識というものを持ってると思います。
こうあるべきだ、普通はこうだなど、今まで生きてきて培われてきた価値観というか判断基準とかそういうものでしょう。

例えそれがある時全く予想外の展開になった場合、受け入れ方には人それぞれあります。
こういう時もあるよね、と思う人もいればマジか!あり得ない!と思う人もいるはずです。


ある帰宅時の中央線。私はたまたま座れましたが、それなりに人が乗ってる時間帯です。
私の前に20代後半と思しき男性。一所懸命にスマホをいじってます。その男性の隣は若い女性。彼氏と楽しそうにお話してます。

ある駅に電車が到着して私の隣、その若い女性の前の席が空きました。彼氏は「座りなよ」みたいな仕草で女性を勧めたその瞬間!
なんと空いた席に飛んできたのは私の目の前に立ってた20代後半男性のスマホ!

女性は驚いた顔で躊躇したところ、そのスマホで席を確保した男性は悠々と着座しました…。
座っても何事もなかったかのようにスマホをいじり始め、周りの事など全く意に介していない様子。


当たり前ですがリアルな現実世界では、いろんな人がいます。
自分とは生まれも育ちも世代も性格も、もちろん国、人種、宗教など多岐にわたり全く同じ常識、価値観という事はあり得ないです。
受け入れられるかどうかはその人の捉え方次第…。

時代の流れという事もありますね。70年代や80年代はタバコには物凄く寛容な時代でした。
今はもう皆さんのご存じの通り。

スマホを投げてまで席を確保するのは、若い人には常識なのかも。
いや、その男性のみ非常識だと信じたい。

いろんな価値観が猛スピードで変わりゆく今、何が常識でなにが非常識か私自身、多少揺らいでます。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました