印刷博物館と数学体験館/地味だが興味深い

あちこち訪問記

先日の記事通り、印刷博物館と数学体験館に行ってきました。
朝9時に電車に乗り、印刷博物館へ向かいます。
10時過ぎに到着し、開館一番乗り。
大人は300円、小学生は無料とのことでお支払いして入館。
尚、中は一部を除き写真はNGでした。

印刷物に関する歴史やら機械やら、ワンフロアに整然と展示されていてとても見やすいです。
展示物の手前にその説明映像が流れるようになっており、子供は以外にも楽しそうに見ています。
これは確かに分かりやすい。

個人的に興味を引いたのは錦絵の「彫師」「塗師」「刷師」。(字が合ってるかは微妙)
いやー、当時は印刷にこんなに手間がかかっていたとは!
目的の印刷体験は15:00からだそうなので、一旦昼食に出ました。

軽く食べた後、数学体験館へ。
ここは東京理科大の近代科学資料館の地下一階にあります。
あの長髪にひげの秋山仁先生が館長らしいです。ほおー。
子供は小さい時、先生の書いた本をずいぶん読んでました。ありがとうございます。

ココはさすがに大学の資料室風で、虚飾やデザインされた施設ではありません。
ですが、数字や理科関連、天文等の難しい理論を分かりやすく理解出来るようなものが展示してあります。
子供はココでも「これなーに?」「これは?」って楽しそう。

バイトの東京理科大の学生さんがいろいろと説明してくれます。
100%文系の私には理系の人はみな頭が良く見えますね。

さて、印刷体験の時間になったので、再度印刷博物館へ。
(当日のチケット見せれば、再入場出来ます)
展示室の一角にある「印刷の家」というところで「しおり」に縦10文字の文を印刷する、という体験です。

壁にずらっと並んだ文字の駒を選んで行くのですが、結構細かい!
近視で老眼の私には探すのも大変。
「文選」とか「植字」とかいう仕事らしいのですが、こりゃ大変だ。
印刷って結構最近まで、大変な作業だったんですね。

10個並べて、手押しの印刷機で印刷。無事完成しました。
私も子供も満足のいく出来でした。

「また来る?」と子供に尋ねると「うん!」と即答。
良いデートになりました。

コメント